看護師が仕事を円滑に進めるための武器となるのが好感度だ。好感度のある人に対しては、周りが協力的になってくれることが多いからだ。患者が協力的になってくれれば、看護が格段に楽になる。好感度を上げるためには、相手を尊重する気持ちを持つことが大切だ。それらは言葉遣いや態度で示し、決してうわべだけにならないことがポイントである。言葉がどんなに丁寧であっても、イライラした表情だと相手に不快感を与えかねない。患者と良好な関係を築くには、相手を笑わせるのが得策である。ちょっとした冗談を言うだけで、場の雰囲気が瞬時になごむことは多い。もちろん笑顔力も大切なので、魅力的な笑顔を出せるように鏡の前で日々練習しておこう。

患者から人気のある看護師の特徴は、コミュニケーション能力が優れていることだ。会話のキャッチボールがうまく、一方的に話さないのが特徴である。患者のなかには話すことでストレスを解消している人がいる。キャッチボールを意識するには、適度に質問を使うのが得策だ。相手に質問を投げかけ、それに回答してもらうことでキャッチボールが生まれるのだ。良好なコミュニケーションを構築するためには、何よりも互いをよく知ることが大切である。相手を知るためには、会話をするのが非常に手っ取り早いのだ。好感度を上げるには身なりも重要なので、清潔感のある服装を意識しよう。体臭が強いと相手に不快感を与えるので、毎日の入浴は必須である。